デスクワークを中心に、発注者の立場から
現場を効率よくコントロールしていきます。

高圧一括受電の施工監理とは?

新築マンションの建設に向けて、設計~引渡しまでの間で高圧一括受電に必要な設備を導入する業務を担います。発注者の立ち位置での施工監理となり、施工自体は協力会社が対応します。
マンション事業主やゼネコンとの工事請負契約はなく、別途工事の立ち位置で現場に入ることになります。つまり、日本電力は別途工事の発注者となり、協力会社が元請工事会社という関係になります。

具体的な業務内容は?

高圧設備の設計
CADで図面を書くこともあります
地域電力会社とのやり取り
受電までの申請業務・工事内容・工事工程(日時)の調整、その他事務的な手続き
機器メーカー・代理店とのやり取り
自社手配の設備・機器の仕様選定・発注・納品管理
協力工事会社とのやり取り
案件情報提示、現地調査同行、見積依頼、発注、工事工程の調整
現場ゼネコン・サブコンのやり取り
工事方法・工程打合、工事調整、図面・仕様確認・修正
消防とのやり取り
受変電設備種類・配置協議、申請書類の作成提出

その他、設備更新を行う部隊の補助や、電気設備に関する問い合わせの対応、停電や設備不具合発生時の対応などを行います。

プロジェクト全体の流れ

営業が取得した新規案件について、対応可否の社内協議

設備配置や状況の把握、リスクについての確認

営業から事業主に提案する内容の確認や資料作成の補助

設計会社との協議

電気の引込方法、引込設備の配置、受変電設備などの配置・スペースの確認、地域電力戻し対応の有無の確認、自社設備構成・設備仕様に関する情報共有や先方質問事項への対応など

地域電力会社との引込協議

引込方法、引込設備配置可否確認

※最近はインターネットでの協議となっている地域が多いですが、現場立会で協議を行うこともあります。

地域電力会社との将来地域電力戻し対応協議

※インターネットでの協議が多いです。

消防協議

消防協議(受変電設備配置・仕様の可否確認)

※訪問or電話

受注後の流れ

受変電設備設計

設備容量の計算、図面作成、受変電設備メーカーなどへの仕様書作成依頼

設備メーカー・施工会社の選定

見積依頼書作成 → 見積依頼

案件予算の作成

機器・施工会社への発注、納期、支払、請求作業の管理、予算管理

ゼネコン・サブコン打ち合わせ

着工~施工1年前くらい。
図面を見ながら区分や大まかな工程について打ち合わせ

電力会社への高圧申込手続の実施

※インターネットや書類郵送で対応

ゼネコン・サブコン打ち合わせ

施工半年前~2か月前くらい。
現場工程の確認と具体的自社工程に関する打ち合わせ

ゼネコン・サブコンからの確認依頼への対応

図面や現場状況など、自分で現場行くこともあれば、
協力会社に代わりに確認してもらうことも

施工の実施・受電

協力会社との日程調整を行い高圧受電設備の設置工事を行います
保安会社に竣工試験を実施いただき問題なければ
地域電力会社に電気を引込んでもらい受電します

※工事や検査作業自体は協力会社に実施頂きますが
主要な工事時には日本電力も現地立会して確認を行います

責任を感じるポイント

自社業務の影響で引渡日が遅延するようなことはあってはならないので、決められた引渡日から逆算した受電日、工事日に向けて日々仕事を行います。協力会社含めて事故・怪我なく工事を完工できること(ゼロ災)を目指していきます。

仕事のやりがい

受変電設備などの大物機器を無事に、事故なく搬入・据付ができ、受電まで完了したときは大きな達成感があります。他にもマンション建設には多くの業者が関わっているので、対社外での工事工程の調整がイメージ通りに進められたときや、ゼネコン、サブコン、協力会社などから、「ありがとう」と言われたときはやりがいを感じられると思います。

一般的な施工管理とはここが違う!

日本電力が発注者であり、マンション事業主やゼネコンとの工事請負関係がないため、上下関係のない環境で動けます。
マンション全体の工期は約2年ほどありますが、日本電力の工事は一物件5~10日程度の作業なので、長期間、現場に張り付くことはありません。

一般的な施工管理であれば、日中~17時までは現場にいて、その後事務所に帰ってきてからPC・事務作業を行うため残業時間も長くなりますが、日本電力では日中に事務作業の時間も確保できるので残業時間も短いです。事前の段取りさえしっかりできていれば、工事立会時にもトラブルは少なく進めることが出来ます。

繁忙期について

施工監理(一括受電)の繁忙期は、担当物件の引渡の半年~3か月くらい前。この期間に受電に向けた各所工事調整、施工が行われるので、自身の案件の引渡時期が重なると忙しくなります。
働き方は通常時と変わりませんが、納期が短く、対応が難しいような場合は、自グループだけでなく、他グループのメンバーにも協力してもらい対応していきます。
繁忙期でも月の平均残業時間は10時間程度です。

どんな人が向いている?

  • 年下、年上関係なく話ができる人
  • 人と話すことが好きな人
  • 自分で考えて行動ができる人
  • 責任転嫁しない人
  • 正直で、真面目な人
  • 人の意見を素直に聞き入れることができる人
  • 新築の工事現場を見たことがある人

※資格必須ではありませんが、第2種電気工事士や第1種電気工事士(試験合格可)をお持ちであれば知識を活かすことができます。

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